日本では、テレビ番組の影響で「社交ダンス」がまたもやブームになっているということだ。周防監督の映画『Shall we ダンス?』から10年以上経過したが、あの映画では、社交ダンスの世界が特殊な、ちょっと後ろめたい趣味の世界として描かれていた。映画が上映された後、しばらく静かな社交ダンスブームが訪れたと記憶しているが、現在の日本での社交ダンス認識も以前に比べればいくらか変わったのだろうか。
ドイツでは、社交ダンスはそれほど変わった趣味でも、ましてや後ろめたいものでもない。したがって社交ダンスを踊る場であるボールルーム/ダンスホールも、日本に比べると気負ったところのない普通の空間だ。集まる人の服装も、ばっちりおめかしした人から、平服、ジーンズと言ったカジュアルな格好まで様々。