ベルリン・マリア教会
ベルリン・マリア教会
 読者の皆さんの中にはヨーロッパの教会伽藍巡りが好きな方もいるでしょうか。中世以降の入植地であり、プロテスタント地域でもあったドイツ東北部には、ドイツ西部、フランス、イタリアといったカトリック地域のような古くからの大伽藍はありません。でもここがキリスト教世界である証拠に沢山の教会建築が残っています。そんな建築は、大きさも様式もさまざまですが、最も古い部類のものを観察するとある共通性があるのが分かります。それは壁の材料。古い建物の、これまた最も古い部分は、ちょっと丸みを帯びた天然石が使われています。その天然石も上に行くほど小さくなって行き、その上は四角い切り出された石材が使われていたり、さらにその上には煉瓦が積まれて尖塔を形作っています。これは入植者が開墾する土地の石を拾い集めて教会の基礎を作り、それがなくなれば他から石材を購入したり、ある程度産業が定着して煉瓦が供給されるようになればそれを建材として利用した結果です。
 この夏、forum bmkの全てのページを総点検してみました。コード化のミスでレイアウトが壊れているところはないか、余分なタグはないかといった点検です。最も古い部類のページは、レイアウトも整わず均整もなく荒削り。それがだんだんと書式が統一され均質化して来るのは、まるで教会建築の石材のようです。forum bmkのサイトは、建材の変遷に置き換えると今はどの段階でしょうか。天然石か割石? それとももう煉瓦? 形式は整ってもさまざまなテーマを扱うことに変わりはありません。(2006年9月6日)【長嶋】



「forum bmkより」のトップはこちらから