社会/環境
感想と情報−犬の糞にフン慨【2004年10月4日】

犬の糞捨てボックス
公園に設置された糞ボックス
 新しい記事読みました。ドイツにおける環境問題とその実践度に関しては、確かにその通りと思います。

 最近、犬の糞が減っていることについての説明は、下の三つのリンクが完全ではないにしても、いくらかは説明してくれると思います。まず、最初は州都市開発省のホームページ。犬の糞をそのまま放置しておくことについて、25ユーロの罰金制度があることを示しています。
www.stadtentwicklung.berlin.de/cgi-bin/drucken.cgi?/umwelt/saubere_stadt/de/hunde.shtml&de

 二つ目は去年の新聞ですが、FDPが犬の糞の後始末をしなかった場合の罰金をもっと上げるべきだとする提案をしたとのこと。その対案として犬税を下げるという話も出ています。が、現在の罰金制度の問題として、実質的には、罰金制度はありながらも、遂行されていないことを示しています。あれだけの糞が転がっていながら、一年間の罰金が63件というのは少なすぎ。
http://www.berlinonline.de/berliner-zeitung/archiv/.bin/dump.fcgi/2003/0724/lokales/0006/

 三つ目がつい最近のものです。9月21日以降、各区役所が重点的に糞対策を始めたとのこと。特に罰金については厳格に徴収する方針を固めたとなっています。一週間ですべての糞がなくなるわけではないでしょうが、少し減ってきた理由の一つではないでしょうか? 先日、ベルリンの町を歩いていて、初めて犬の糞を処分している人を見かけました。


【TK】
宣伝広告/スポンサー
bmk Berlin
フリーランスのリサーチャー、翻訳者、通訳者
bmkberlin.com

【関連記事】「ドイツ人の環境意識と現実
掲示板 (bbs) へ
日本語トップへ