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ダンゴウオについて【2004年10月16日】

 日本国内で観察されている「ダンゴウオ科」の魚は小型ものが多く一種を除き成魚でも体長2cm〜大型のものでも6cm程度です。一般的に食用とせず水族館などの人気魚種として知られています。卵も径約3mm〜5mmと魚体の割には大きいのですがメス一個体の卵数は300個程度と少なく食用とはされていません。
 国内で食用とされているものはSmmoth lumpsuckerと言う英名を持つ和名「ホテイウオ」です。他のダンゴウオの仲間と比べ体長も大きく主に日本海沿岸の佐渡〜北海道で漁獲でき北海道では鍋物の食材としてスーパーでも購入できます。卵も食べますがキャビアの代用には用いず腹子ともども鍋で調理されます。
 記事上でキャビアの代用品とされているダンゴウオは英名Lumpsuckerを持つ和名セッパリダンゴウオではないかと記憶しています。ダンゴウオ科の中では大きく体長50cmほどにまで成長します。分布域は北大西洋沿岸です。日本国内で販売されるイミテーションキャビアはほとんどこの魚のものだそうです。

画像:ダンゴウオ(ダイビングサービス グラントスカルピン サイト内)

情報提供:
divingservice GruntSculpin
ダイビングサービス グラントスカルピン
代表 佐藤長明(サトウナガアキ)


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